仕事のやりがい
Vol.118
2025.03
准看護師
勤続年数: 8年
足の観察を通して感じた外来看護師のやりがい
私は外来勤務8年になります。昨年度より外来では、糖尿病の患者さんに対して足の観察を行い、足病予防のための指導を行っています。その中である患者さんとの関わりがありました。その患者さんは、「足は自分で手入れしているから大丈夫だ」と言っていましたが、患者さんが一人暮らしであることから、足の手入れまで行き届いていないのではないかと心配になり、再度声をかけて一緒に足をみました。爪は肥厚し巻き爪になっておりとても伸びていました。爪を切りながら患者さんと話すと、患者さんから、本当は爪を切るのに背中が曲がらず苦労していたこと、細かい所まで切れず困っていたことが分かりました。患者さんより「ありがとう。助かったよ」との言葉をいただき、とてもうれしく感じました。その体験が今の私の看護のやりがいにつながっています。
外来は月1回の受診の患者さんが多く、一人一人の患者さんに関わる時間は少ないです。その中でも、時間を見つけて、患者さんのために自分にできることを探して関わっていきたいと思いました。これからも、患者さんの立場に立ち親身な対応を行っていきたいと思います。