仕事のやりがい
Vol.125
2025.10
看護師
勤続年数: 24年
親身な対応の取り組みを通して
私が所属する療養病棟では、長期入院が必要な患者さんや複数の疾患を抱えた状態で入院生活を送っている患者さんがいます。私たちは、健育会の3本柱の1つである「親身な対応」の取り組みとして、その人らしく生きることを支えるために、意思決定支援を積極的に行っています。
以前、前立腺癌で入院していた患者さんは、中心静脈カテーテル・膀胱留置カテーテルを挿入をしていましたが「一度は家に帰りたい」と希望があり、ACPを行いました。その後、介護サービス調整や退院指導を行い自宅退院することができ、退院後訪問指導も実施しました。その患者さんは退院3ヵ月後にご逝去されましたが、ご家族から「心残りはない」という言葉を頂いた時、患者さんの思いを尊重してチーム一丸となって最期まで携わることができたことに対して、仕事のやりがいを感じました。
また、今年度は認定看護管理者教育課程のファーストレベルを受講する機会を頂きました。管理者にとって必要な組織的な看護サービスを提供する知識・技術・態度を学びました。看護に対する考え方や、患者さん・ご家族との関わり方、スタッフとの連携などの方法について、受講後は認識が深まりました。今後、受講での学びを活かしながら、スタッフと共に患者さん・ご家族に寄り添い、質の高いケアを提供できるよう取り組んでいきたいと思います。