仕事のやりがい
Vol.130
2026.03
看護師
勤続年数: 7年
最期まで「そのひとらしく生きる力」を支えた支援
私は、回復期リハビリテーション病棟に従事して7年目となり、やりがいや面白さを感じ、回復期リハビリテーション認定看護師を取得しました。
2025年度の看護研究ではACPについて研究をし、最終段階に限らず、積極的に意思決定支援に取り組んでいます。今回、くも膜下出血術後、胃の穿孔により腸瘻を増設した患者とのかかわりが印象に残っています。腸瘻による消化不良により、嘔気や下痢が頻回にみられ、栄養を数時間かけて投与していました。腸瘻を自己抜去したことをきっかけに経口摂取を段階的に行い、「食べられるって幸せだね」「最期まで食べられるうちは食べたい」という思いをきっかけにACPの介入をすすめました。また、踊りや音楽が好きということ知り音楽をかけ一緒に踊ったり、家族とその動画を共有しました。最期はお看取りとなりましたが、患者さんの「好き」や大事にしていることを支援することで、最期まで自分らしく生活することができたのではないかと考えます。ご家族からも感謝の言葉をいただきました。今後も患者さんを「生活者」としての視点で捉え、「好き」や「大切なこと」を同じように大事にし、「自分らしく生きたい」と希望を持てる看護を行っていきたいと思います。